夏季集中レッスン

タイミングを逃してだいぶ前のことになってしまいましたが、7月28日の1日レッスン「小・中学生のための女優・俳優入門 『役づくりにチャレンジ!』」の様子です。

集まったのは、9名のガールズ。

まずは、なかよくなるためのウォーミオングアップ!

音楽にのってダンス!でも音が止まった瞬間…恐怖のしっぺタイム!気が抜けません。


なかよくなるためのウォーミングアップ②

ブラインドウォーク。またの名を、トラスト(信頼)ウォーク。

相手の身体を大切に扱ったり、相手を信頼して身を預けたりします。

初対面の人が多くて、緊張してるだろうな…と思いきや。

あっという間に場を自分の空間(ホーム)にしてしまう、ツワモノたちでありました。

元気な9名!おとなたち、たじたじ。(笑)



レクチャータイム。役を演じるってどういうこと?

みんなは、どんな役をやってみたい?

その役を演じるためには、なにが必要?

「セリフ!」


…さあ〜どうかな?

自分のやってみたい役「〇〇になったつもり」で歩いてみる。

うーん、ふだんとは、違うね?

見てる方も、しぜんに「こんな人じゃないかな?」って想像するよね。


ここでキャラクターを演じる基になる考え方「ステイタス」を紹介。

ステイタスは、社会的/心理的立場の上下…とっても簡単に言っちゃうと、「自信がある人とない人」の違い、またはその関係。

ステイタスが高い人の特徴。

ステイタスが低い人の特徴。

これらを使い分けることで、かなりいろんな場面に応用がききます。

と説明しながら、9名の参加者、年齢はばらばらですが各自真剣そのもの。

意見や質問も活発で、驚きました。


というわけで、ステイタスの高い方と低い方、実践です。

静止画でも、どっちをやろうとしてるのか、違いがなんとなくわかるかと思います。

が、実は、これを使い分けるのって「いま自分がどのくらいの速さで、どんな風に動いてるか」が意識できないと、なかなかやっかいなのです。


さて、いよいよ「どんな役をやりたいか」具体的にしていきます。

性格/傾向を言葉のリストにして眺めてみます。

自分に当てはまるのはどれかな。

役に当てはまるのはどれかな。

どれが共通で、どれがぜんぜん違うところかな。


さて、自分の役のイメージに、できるだけ近い服装や小道具を選んでみます。

「頼りになる警察官」とか「自然の中でのびのびと暮らしている女の子」とか「好奇心旺盛な高校生」とか、なるほど、そういう設定ね〜!というのがいろいろ出て来ました。

この「お着替えタイム」が、とくに年下のおませさんたちは一番楽しかったようで(笑)

お互いに「こっちの方がいいんじゃない」「これをこうやったら?」なんていそいそと。

小さな「女の人たち」ってかんじでした。

そして、3つのグループに分かれて、「自分の役の特徴が現れるような」設定で短いシーンをつくって発表!

時間が足りなかったり、念入りに準備したにも関わらず、発表する勇気がなくて直前まで悩んだり、ドキドキしながら、でもみんなが一回ずつ舞台に立てました。

傍目に見ると、まだまだちいさな、微妙な変化だったりもするのですが、本人の実感として「普段とちがって冷静に、しっかりしゃべることができた」とか「いつもより大きな声が出せた」とか「積極的に関われた」という手応えがあったようで、それがひとつ、これからの自信につながると嬉しいですね。

「わたしはこういう人」というのは、ただの習慣や思い込み、なのかもしれません。

「わたし」の可能性は無限大にあって、どんどん新しい「わたし」にチャレンジすることができるのです。


エネルギッシュで個性的な、9名のレディーたちとの、とっても濃い1日でした。

ああ楽しかった!


こどものためのドラマスクール沖縄では、受講生を随時募集しています。

レッスンは毎週日曜日 10:10-11:50、那覇久茂地の「ゆかるひホール」にて。

体験・見学をご希望の方は、お気軽にご連絡ください♪

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